5月になりましたね。
ということは4月が終わったとも言う。
それはつまり・・・。
伝説ポケモン解禁ルールが終わった!!!
ということデですネ。
最初3ヶ月やると聞いたときは「長い・・・おまけにトンデモパワーバトルについて行ける気がしない・・・」とあまり前向きには捉えられなかったものですが、終わってみればもう思い出。
これはこれで味のあるルールだったなーなんて言えたりしちゃえますね。
ところで皆さんはどんな伝説ポケモンを使いましたか?
伝説ダブルのド・定番!カイオーガ?
それに対抗!グラ-ドン?
8世代の最新エース!ザシアン?
渋いところだとルギアなんかもいぶし銀で強いですよね~
え?お前はなにを使っていたんだって?
3ヶ月間ホワイトキュレムのみを使っていました。
C種族値170という最強の数値から放たれる最強のふぶき。使わない理由がありますか?ありませんね。
今回の記事はそんな3ヶ月ホワイトキュレムと向き合い続けた男の備忘録です。
もしまた伝説ポケモンが使える日が来て、「あぁ~なんかもうすべてを破壊してぇ~」と思ったら、この記事を参考にしてもらえると幸いです。
1.キュレムでふぶきを撃とう
最強ふぶきを撃つためには、なにはともあれキュレムが主役。
特段変わったところの無いCSぶっぱキュレム。
世間的な主流は、キュレムの高い耐久値(H-B-D種族値125-90-100)に着目した性格ひかえめの耐久調整型ですが、私は最速型にしていました。
理由としては伝説ポケモンは、カイオーガ等を筆頭にS種族値90付近が多く、それらを抜くことで上から沈めてぶつけ合いのペースを一気に握ったり、そうでなくとも上からダイドラグーンのデバフやダイアースのバフで有利を取る方が勝ちに直結すると考えたからです。
持ち物は火力がありったけ欲しいが、弱点の多い都合上まもるで保護したい場面も多く感じたためいのちのたま。
技は上述のとおりまもるが確定、ふぶき/りゅうせいぐんは強力なタイプ一致技としてこちらも確定として、最後の1枠はクロスフレイムと悩んで大地の力を採用しました。
クロスフレイムでも苦手な鋼タイプは一応見られますが、ダイマックスしてダイバーンになってもまるでうま味が無いのがいまいちに感じるのと、得意とは言えない対炎もまとめて見れるという点が採用の決め手。
さて、キュレムが用意できたので、次はふぶきぶっぱに欠かせない霰始動要員をだれにするか。私はアローラキュウコンを選びました。
キュレムが苦手なウーラオス(S種族値が2負けててインファで落とされる)に強いのはもちろんのこと、今回はS108という高い素早さからのこごえるかぜが最大の採用理由です。
パルキア等100族付近に対しS1段階ダウンで同一ターン内に素早さ関係を逆転させ、ダイマックスキュレムで一撃で落として一気に流れをつかむ、という想定だったのですが、嬉しいことにS1段階ダウンでザシアンも抜けるようになります。ここでもキュレムのまもる採用が効いていました。
2.パーティを組もう
構築の基礎は出来上がったので、あとはここから補完を考えました。
欲しい要素をリストアップしたところ
・キュウコン以上のSサポート
・黒バドレックスに全抜きされないための悪タイプ枠
・対トリパ
・いかく
等が出てきたので、構築としては
(悪枠) (コントロール枠)
(S操作枠) (補完枠)
という形に決めました。S操作といかくを両立できるポケモンはいなかったので、いかくは残り3枠のどこかで持ってもらうことに。
対トリパ枠は同じくいかく枠と兼任不可、S操作枠との両立はできそうなやつを探したところ、白バドレックスに秒で砕かれるガラルフリーザーしか見つからなかったので、こちらもS操作枠以外のどこかで兼任させることにしました。
3.最終的なパーティ
以上のことを踏まえて、最終的に完成形としたのがこちらのパーティです。
悪枠⇒ウーラオス(いちげき)
S操作枠⇒レジエレキ
補完枠兼いかく枠⇒ギャラドス
という役割配分。一応以下個別解説です。
岩耐性持ちの悪タイプとして採用。うまく扱えず選出率6位。
C1段階上昇黒バドレックスのアストラルビットで落とされたので、悪枠として取り扱うならとつげきチョッキを持たした方がよかったかもしれないと思ったのは最終日前日だった。
鋼タイプに後出しでき、キュレムがガン不利なカプ・レヒレに強力な打点を持てるS操作枠。
エレキネットが基本動作ですが、追い風されたら追いつけないなどうしよ・・・と思いながら対戦に投入され、エレキネットだけで十分に役割を果たす非常に優秀なポケモンでした。選出率同率2位。
電磁波で麻痺入れれば追い風されても上を取らせなくできる!と気づいたのは最終日前日だった。
怒りの粉で横のキュレム暴れをサポートしながら、鈍足キノコの胞子でトリパの動きを阻害するサポーター枠。しかもカプ・レヒレに強いのがえらい。えらすぎで採用率レジエレキと同率2位。
伝説ポケモンのダイマックス技込みで相手の総攻撃を受けざるを得ない局面が多いので、持ち物は即効性のあるオボンのみを採用しました。良い塩梅でした。
鋼・地面・炎・格闘など幅広い耐性の穴を特有のタイプで補完し、しかもいかくもついてくるというのがマッチしすぎていたため採用。出しやすさから選出率4位。
とにかくカプ・レヒレはマークしないといけないのでパワーウィップ持ち。さらにチョキを着せてさらに対策を厚くしました。
そして晴れリザ-ドンが他のメンバーでどうしようもないのでストーンエッジを採用。対面したらダイマックスし、キュウコンのこごえるかぜorレジエレキのエレキネットで上を取れる態勢を整えて、ダイロックで速やかに処理します。バレてケアされたら即負けなので、脳みそフル活用で読み切って刺しましょう。
4.途中離脱組
トルネロス(化身)
一番最初に入っていたS操作枠。炎技のねっぷうを使えることで鋼タイプに強く出られるので最初は確定枠にしていたのですが、
・Cがあまり高くないので鋼タイプへの遂行速度が足りず、対策になれない
の2点からレジエレキに枠を譲ることとなりました。
シャンデラ
ふういんでトリパを見ようとした枠。トリックルーム起動要員にディアルガ・パルキアが含まれてしまい、ふういんしてる間に倒されて役割が果たせないことからお蔵入りに。
カミツルギ
レヒレにとても強い鋼タイプということで最初は入っていました。モロバレル加入により、草タイプ被りが嫌だったので抜けてもらいました。
ズルズキン
元祖悪・格闘タイプ枠として結構長く入っていたポケモン。
耐久が並外れている上にいかく枠なので伝説環境でも割と場持ちがよく、さらにねこだましとバークアウトでコントロール性能も高いと最初想定していたのの数倍いい仕事をしてくれました。
が、パーティ全体の物理火力があまりにも乏しくなってしまったので、補うためウーラオスと入れ替わりに。
ボルトロス(化身)
「レジエレキが強い物理枠で浮いてたらいいのにな~」と思ったのでそれを無理矢理形にした枠。
残念ながら同じ高速エレキネット使いとしてみると火力がなさ過ぎて困るし、かといってそれ以外の技を撃っても、まけんき発動状態でないと技の威力が低いせいでこれまた火力不足と目算を誤ったポケモンになってしまいました。
石200個返して・・・。
スイクン
キュレムが苦手な鋼に強いS操作枠と聞いて急いで育成した夢スイクン。
受けはできるが、無視されて鋼をキュレムにガンガンぶつけられると普通に押し負けてしまうのと、トルネロスと同じくレヒレに基本弱いのでお蔵入りに。石200個ー!!
メタグロス
鋼タイプに強い鋼タイプ、かつレヒレにも雷パンチで打点を持てる、さらにサイドチェンジでキュレムを保護できると、非常に合いそうだったので入れてみたポケモン。
パルキア・イベルタル・黒バドレックス等伝説ポケモンに関門が多すぎてお蔵入り。
5.選出
基本?選出
やりたかった選出
+後発or
C実数値202からの一致ふぶき。相手は凍え死ぬ。
よくやった選出
+後発
レジエレキとモロバレルでキュレムを護衛しながら、ダイマックスキュレムのパワーで順々に相手を破壊していく。
対カイオ-ガ軸
+後発
キュウコンバレルで出せばカイオーガの潮吹きで蹂躙されることはないので、カイオーガにはあまり触らずにキュレムで横を倒していく。
相手がキングドラを採用している場合、ダイジェットでモロバレルが落とされるのは割り切ってダイドラグーン+怒りの粉で早急にキングドラを落としましょう。
モロバレルが倒された後でキュウコンを出していけば、ダイマックスなし雨なしカイオーガなどキュレムにはたいした脅威にはなりません。
対グラ-ドン軸
+後発
リザ-ドンと組んでいる場合は+
グラ-ドンのみの場合は大抵グラ-ドンがダイマックスしてくるので、ダイドラグーン+ギャラドス後投げでA-2にしてへなちょこにしてダイマ合戦を制します。
フシギバナと組んでいる場合はフシギバナがダイマックスしてくることが多いので、レジエレキ交代キュウコン投げで天候を奪い、先制ダイアイスでフシギバナを沈めます。横のグラ-ドンにキュウコンが倒されますが、非ダイマックスグラ-ドンは当然ダイアイスで確一なので十分有利です。
リザ-ドンと組んでいるときはギャラドスがダイマックスして、ダイロックでリザードンに動かれる前に倒しましょ。
対ザシアン入り
を相手の構築に合わせて
ザシアンは初手で出てくることが多いですが、後手で出してくる相手も割といます。
どちらにせよキュレムはどうあがいてもワンパン、他のポケモンも有効打が無いため、エレキネットor怒りの粉+キュレムの大地の力で、キュレムを最大限温存しながら早急にザシアンを倒しましょう。
対黒バドレックス軸
は確定、あとは相手の構築に合わせて
異常な素早さと範囲ゴースト技の複合で受けが難しく、たぶん一番厳しい相手。横にイエッサンがいてこの指で保護してくる構築は負け確といってもいいかもしれない。
ウーラオスが黒バドを倒す前に沈んだら降参せざるをえない。
対トリパ(白バドレックス入り)
+後発
キュウコンをモロバレルと交代しながら、とりあえず初手ふぶきで削りを入れます。
トリルに入られたらモロバレルのキノコの胞子で白バドの動きを止めながらダイドラグーンとギャラドスのいかくでへなちょこにしてトリルターンを凌ぎましょう。
トリル役がブリムオンの場合トリル下でモロバレルが上から弱点を突かれて落ちるため、負け。次いこうぜ。
6.おわりに
総じてキュレムが通れば勝てます。C種族値1位は伊達じゃなかった。
<よい剣だ