退廃メリコッポラス

カードゲームとポケモンについての書き散らし

【バトルスピリッツ】令和の界渡剣獣

剣獣の波が・・・・・・来てる!!

 

新規情報が・・・・・・来てる!!!

 

めっちゃくちゃ嬉しい!!令和に突入した今でも剣獣を愛し抜き、握り続けたのが報われる時が急に来たんですけど!?嬉しいに決まってるじゃないですか!!!

なので!!令和に生きる【剣獣】デッキを紹介してみたいと思います!!!!嬉しいので!!!あと新規で形が変わる前の備忘録として!!

 

 

1.リスト

画像はバトスピ公式のマイデッキ機能から作成、拝借しています。

f:id:pukuff:20210827222153p:plain

リストはメルトドラゴン2枚になっていますが、忍魔神2枚に読み換えてください。

 

2.コンセプト

ヘルメスが登場し【剣獣】がデッキとしてまとまりを見せ始めたのも今となってはなんと前の元号、今は新ギミック「ミラージュ」も登場した令和の時代。

そんな中でも剣獣が生き残るにはどうすべきか?その大前提として、他の緑系デッキと違うアピールポイントの明確化、要するに差別化をまず考えました。同じ色でより強い動きが出来るならそっち使った方がいいですからね。

 

差別化できる特徴は、なんと言ってもヘルメスやヘルメス・フューチャーが内蔵している剣獣への連パン付与。それに忍魔神やシーズグローリー転醒でのシンボル追加をプラスし、「縦殴りの火力マシマシにして1ターンでごっそりライフを奪う」、というアグロ気味のコンセプトにしました。

そのため全体的に軽めのコスト帯からチョイスしてありますが、このコンセプトで行くと≪オラクルXⅦオーバースター≫が邪魔なので大型フィニッシャーも入れられる分入れてあります。

 

3.個別解説

割とリストと順不同です。重要度順?

ヘルメス2種

≪創界神ヘルメス≫ 3

≪ヘルメス・パスト/ヘルメス・フューチャー≫ 3

 

【神域】で4コスト以上の剣獣全てに連パン付与と、火力を一気にカチ上げるパフォーマンスの派手さはピカイチな≪創界神ヘルメス≫ですが、実戦での要はコア3個で使える【神技】。ダブついた防御札を切って攻め札を取りにいく、逆にアタッカーを並べきった後に使って防御札を取りにいって保険をかけておくなど、柔軟な動きを担保してくれる潤滑油として活躍してくれるため、枚数は削らず3枚。

≪ヘルメス・パスト/ヘルメス・フューチャー≫は殴りの要。パスト時のコアブは転醒スピリットの少ないこのリストだとあまり活きませんが、フューチャーに裏返ることで一気に化けます。ターン1ながら剣獣ならなんでも回復させる【神技】が、コア1個で撃てる破格のコストパフォーマンス。しかも転醒時効果で自力でコアを2個調達できるので、≪宇宙海賊船ボーンシャーク号≫等で召喚時神託を止められていても2回は発動が保証されているので、安定感も申し分ありません。意地でもフューチャーを貼りに活きたいのでこちらも3枚。

 

小型サーチャー

≪ゴッドシーカー・ジャガ・バルバ≫ 3

≪刃獣キツネッキー≫ 3

 

ヘルメスと界渡で組み上げているデッキなので、両方に対応するゴッドシーカーのジャガ・バルバは当然3枚。地味にノーコスト召喚メタ持ってるのが今の環境だと急に刺さったりするので覚えておきましょう。

一方で≪刃獣キツネッキー≫採用はちょっと珍しいかもしれません。この枠は≪パキラフォックス≫のリストが多い印象。このリストでも≪パキラフォックス≫の当たり枠である「英雄獣」名称は11枚入っており、≪パキラフォックス≫も十分仕事は可能です。

しかしながら上記のとおり攻めの要はヘルメスであることと、また≪創界神ヘルメス≫が引けていればそちらで手札を回すのには事足りることから、ヘルメス名称をサーチする方が重要度が高いと思ったので、≪刃獣キツネッキー≫を3枚採用してヘルメスに全力でアクセスするプランを取っています。

あと系統:界渡を持っているのでジャガ・バルバのサーチに引っかかるのも見逃せないポイントです。バルバで4枚⇒キツネッキー召喚で3枚⇒キツネッキーアタックで3枚、と山札を10枚見ることが出来るので、どちらかのヘルメスにアクセス出来る可能性を大いに上げてくれています。

ここ要らなくない?って枠を見つけた人は≪パキラフォックス≫との両採用でも全然いいと思います。

 

英雄獣たち

≪英雄獣 老将タイガー・ネストール≫ 3

≪七大英雄獣 光速神王オデュッセイバー≫ 3

≪アルゴの英雄獣ペーレウス≫ 3

≪七大英雄獣 アガメムノン≫ 2

 

攻めの主役たち。

特に≪七大英雄獣 光速神王オデュッセイバー≫の強力さは一時期【遊精】での採用で話題になったこともあり、覚えている人も多いのではないでしょうか。

  1. 6コスト4軽減という軽量さ
  2. 「手元へのロック」という避けにくいかつ緑で貴重な除去能力
  3. シンボル増加能力

全能力えらい。えらいです。4ターン目くらいに出てきて、2で盤面消しながら3でダブルシンボル化したところをヘルメスフューチャーで起こしてあげると最悪そのターンで相手が死にます。最強の剣獣だと未だに思ってます。なので最大枚数の3枚採用。

あとシクが大変美しい。

f:id:pukuff:20211007193723j:plain

 

それをさらに最強にするのが≪アルゴの英雄獣ペーレウス≫です。

f:id:pukuff:20211007193916j:plain

たぶん馴染みのある人の方が少ない地味カードではないでしょうか。たぶん遊精と同時に出たせい。しかし書いてあることは全て凶悪です。なので3枚採用。

まず剣獣の効果でオープンされた時の1コスト召喚。バルバでメインステップにめくれても強いですが、キツネッキーのアタック時効果でめくれて急に打点が増えた時が一番強いです。

そして出てきた後が強い。なんとLv1から七大英雄獣、およびアルゴの英雄獣(このリストだと自分のみですが)全体にバーストへの激烈なメタを付与します。止めるタイミングを挟ませずに防御面で大きな役割を担うバーストを潰すこの効果は一気にキル速度を上げてくれます。

もう1つ持っているのはターンに1度の疲労+リフレッシュ。単純な効果ですが縦殴りの回数+1なのでリストコンセプトと噛み合っているのであって得する効果です。

 

≪七大英雄獣 アガメムノン≫は

  1. 最後の詰め
  2. オーバースターを貼られた時の解除役
  3. ペーレウスの効果を受けられる英雄獣

の条件でも絞っていった結果行き着いたカード。2と3を満たせるカードだと他に≪七大英雄獣 剛勇士ヘラク・レイオス≫≪七大英雄獣 疾風王アキレウザー≫等も候補に挙がりましたが、詰め性能としてコアロック効果が圧倒的に他より上なので、アガメムノンに着地しました。

バンバン前線に出すカードではないのと、重いことからここぞの場面で1枚出せればいいと考え、2枚採用に抑えています。

 

≪英雄獣 老将タイガー・ネストール≫は最大軽減で出すと2コスト、召喚時で2コア供給で実質0コストでヘルメスに神託できる点を買って3枚採用。また、自前で回復効果を持っているので、雑に2点から狙っていけるのもデッキコンセプトに沿っていて、貢献度は高いです。

 

足場

≪忍魔神≫ 2

≪緑の世界/緑の自然神≫ 3

≪命の果実-原種-/命の果実の精ドライアッド≫3

 

≪忍魔神≫は異魔神ブレイブとして軽減の足場役をこなしつつ、ネクサス破壊or手札補給と足りない部分をちょうど満たしてくれるカード。同じくネクサス破壊と手札補給をこなす≪道化竜メルトドラゴン≫は、ネクサス召喚時封じ、具体的には≪宇宙海賊船ボーンシャーク号≫を解除できないのが不満だったので入れ替えました。

緑軽減が2しかとれず、若干重いのと、一度引ければブレイブの性質上留まりやすいので3枚もいなくてもいいと判断して2枚です。

 

≪緑の世界/緑の自然神≫と≪命の果実-原種-/命の果実の精ドライアッド≫は、転醒で咄嗟のアタッカー供給が出来ながら、防御性能もあるネクサスとしてチョイス。早く引いて早く足場にしたいので引ける確率を高めるそれぞれ3枚採用。

 

防御札

≪終焉の騎神ラグナ・ロック1(Rev)≫ 3

≪闇輝石六将 砂海賊神ファラオム≫ 2

≪絶甲氷盾(Rev)≫ 2

≪シーズグローリー/天醒槍ロンゴ・ミニアス≫ 2

 

前のめりに叩いていくデッキなので、防御札はギリギリまで削りました。

まず≪終焉の騎神ラグナ・ロック1(Rev)≫ですが、防御札でありながらオーバースターを解除でき、さらに単独で4点狙いにいける攻め札である点が前のめりなデッキコンセプトに合致していると考えて最大枚数の3枚採用。ただ現環境だとそれほどオーバースターを見ないことと、バルバとキツネッキーのサーチで捲れてデッキ下に行く場面が少なからずあるので、素直に≪英雄獣の爪牙≫でもいいかも。ただヘルメスの神技で手札を切る前にアクセルで打って手元にキープしつつ手札交換・・・という小技が活きる場面もちょっとあるので一長一短かな、と思います。

≪シーズグローリー/天醒槍ロンゴ・ミニアス≫ も同じく攻防一体のカードとして採用。守り性能も割と高いですが、ペーレウスやネストールの回復アタック時やヘルメス・フューチャーの神技が通った時に使って、ブロッカーを排除しながらB面のブレイブ状態で打点追加をして早期決着を狙う、という使い方をしていることが多いです。噛み合うと3キルも。ただ転醒条件が相手の場依存なことから、1枚必要なときに引ければいいかの精神で2枚採用に。

 

≪闇輝石六将 砂海賊神ファラオム≫ と≪絶甲氷盾(Rev)≫は、完全に防御用のカード。絶甲Revは非常に守り札として手堅く文句なし。ファラオムは系統のお陰でヘルメスに神託が出来ることと、前のめりに殴るこのデッキだと実質EXターンのバースト効果の恩恵が大きすぎる(デュエマの【赤青覇道】がラグナロク・ザ・クロック採用してるのと同じ原理ですね)ということで採用していますが、最近の環境デッキは召喚時効果を使ってこない傾向にあるので刺さりは弱げ。ここは同じく実質EXターンを得られて、発動しやすい≪メガトータティス≫に代えた方がいいかもしれないです。

 

4.おわりに

他のゲームにかまけてだらだら書いてたら診断発売直前になってしまいました。新規剣獣は赤緑連鎖にのめっており、このリストと融和させていくのは一工夫要りそうです。

なので今後の参考になるかどうかはちょっと微妙ですが、構築の踏み台程度でも参考になれれば幸いです。ご拝読ありがとうございました!