皆さん「クソキャラ列伝」という動画をご存じだろうか。
プロ格ゲーマーの「どぐら」氏が投稿している、かつて~最近のタイトルまで、数多の格闘ゲームで猛威を振るいプレイ環境を荒らした“クソキャラ"を紹介してくれるシリーズです。
自分がスマブラをたしなんでいることもあり、いつも楽しく拝見しています。
中でも、あまりのクソ強さゆえに情報統制がされていた(解説曰く「研究するとBASARAが終わってしまうので」)ため長年実態を知られていなかった「戦国BASARA X 毛利元就」と、動画では見ていたけれど詳しい仕様は知らなかった「AC北斗の拳 トキ」の2本が個人的には好きです。
そんな動画を楽しく見ていたときに、ふと自分にも許せないクソキャラが居ることを思い出しました。
ただ、残念ながら格ゲーキャラではなく、畑違いのパズルゲーのキャラクター。動画化して貰うことはできません。
なので、自分でクソキャラとして晒し上げる記事を書くことにしました!
せっかくなので、他にも何人か許しがたいキャラが居ることを鑑み、ランキング形式にしました。
1.タイトル紹介
まずそも何のゲームの話をするのかですが、PS1時代に出た名作パズルゲーム「Xi Jumbo」の話をします。
ルールをざっくり説明すると、
- 5人の性能(足の速さ、相性の良いダイス)の違うキャラ「AQuiちゃん」から1人選ぶ
- キャラを動かして乗っている・置いてあるサイコロの目を変え、「サイコロの目の数と同数の同サイコロをくっつける」ことで消していく(例:3の目のダイス⇒3コ隣接させると消せる)
- サイコロは上から落ちてくる、下から生えてくるの2パターンで生成される
となっています。
他のパズルゲームと比べて特異なのが水平方向に展開されるところ。一般的なパズルゲームは上⇒下の垂直方向にモノが落ちてくるルールで、「積み上げて消す」が攻略ロジックとなります。
一方Xiシリーズは水平に広がるステージにサイコロ(以後ダイス)が上と下から生成され、ステージを埋めていきます。これを全面、後述のバトルモードだと上下の2面埋まらないように、「転がす」「持ち上げる」「押す」「投げる」のアクションを活用して「並べて消す」が攻略ロジックとなっていきます。
2.ランキング要旨
以上のルールを踏まえて、今回は3つの遊び方の1つ「ストーリーモード」に登場する10人の敵キャラクターを、クソさが高い順にランク付けしていきます。
ストーリーモードは5人のキャラクターを総ストックとし、9人と連戦するモード。勝利条件は、「自分が消した分相手の場にダイスが生成されるので、それで相手の盤面2段を埋めたら勝ち」とシンプルです。逆に埋められる、あるいは特殊な条件で敗北となります。
ストーリーモードには「通常モード」と、自キャラが強化される「スペシャルモード」が存在します。
この内通常モードを8回ノーコンティニューでクリアすると、裏モードである「第10夜」が登場。裏モードでは全ての敵が元々使っていない特殊ダイスを使うor通常モードで使っていた特殊ダイスの数が激増する、というパワーアップを受け、さらに裏ボスが1人追加されます。
今回のランキングでは裏ボス含めた10人全員が対象。判定対象は通常モード+裏モードの総合判定となっています。
3.ランキング
10位
第2夜:ウージー クソポイント:無し
犬であり、「常に動き続け止まらない」という特殊なAIを搭載されています。
この動き続ける特性がとても弱く、持ち上げる・投げるができないため進行方向を塞がれるとあっという間に行動不能に陥り、簡単に負かすことが可能。
使うダイスは押すと転がる「木のダイス」と、裏モードでは追加で上から降ってくると即死判定となる「石ダイス」。ただ行動不能に簡単になるため、特に警戒しなくても気づいたら勝っているキャラです。弱すぎるのでクソ度は無し。
9位
第3夜 ネガひょん クソポイント:記憶に残らない
キョンシー。「謝れば何でも許してもらえると思っている」とキャラ設定はクソ野郎。
使うダイスは触れられず、乗れない「幽霊ダイス」ですが、全然苦労しないダイスです。裏モードは弱すぎて何が追加か忘れた。という訳でいいところも悪いところも無いので、9位にランクイン。
8位
第1夜 エンプティ クソポイント:炎のダイス
1番最初に出てくるチュートリアル的なキャラで、AIも弱く格別強くはありません。通常モードでは特殊ダイスも無く、ただの雑魚です。
話が変わってくるのは裏モード。AIはさほど強化されないのですが、特殊ダイスとして「炎のダイス」を落としてきます。これが「乗ってしまうと2~3秒ほど動きを封じられる」という強力な妨害であり、油断してると動けない間に盤面を埋められます。
ウージー、ネガひょんよりは強いということで8位にランクイン。
7位
第4夜 ニセアクイ クソポイント:自キャラ次第
「自分が選んだキャラと全く同じ性能」というミラーキャラ。通常モードでは特に苦戦する敵ではないですが、問題はやはり裏モード。
裏モードでは、「自分が選んだキャラのスペシャルモード版」として登場します。なので使うキャラによっては地獄を見ます。
1番の問題児は黄色のホアンを選んだ場合。ホアンは足が最も遅いので普通にミラーするなら1番弱いのですが、スペシャルモード版だと「上から降ってくると即死判定となる上、一切動かせない鉄ダイス」という最強ダイスをじゃんじゃん降らせてくる悪魔じみた性能を持ちます。
戦うのが全体の折り返し目前と言うこともあり、全てが無難な赤のロッシか、スペシャル版でも弱いピンクのモモを選んで戦うのが攻略のセオリー。ホアンを選んでいるとクソキャラと化すので7位にランクイン。
6位
第6夜 フタゴ クソポイント:爆発力はたまにすごい
2人vs1人という変則ルールで挑んでくる双子。
使用ダイスは木のダイス&石ダイスということで即死の危険性があるのは厄介なのですが、どうも2人に消し判定・ダイス判定が分けられているようで、明らかに登場頻度が木のダイス>>石ダイスなので危険性は意外と低め。
しかし2人いる都合上、出目が良いと数任せの大ラッシュを叩き込んでくるので噛み合った時の爆発力は上から2番目。そこに石ダイスが混ざってうっかり即死させられると普通に台パンなウザさがあります。爆発力✕即死の危険なマリアージュを評価して6位にランクイン。
5位
第10夜 ブラック クソポイント:出会うまでが長い、たまにウザい
裏ボスなんだけど真ん中の5位にランクイン。
というのも特殊ダイスが「全ての特殊ダイス+ジャンボダイス」という構成のため、厄介さがそんなに無いんです。全部と言うといかにも裏ボス感はあるものの、裏を返せば危険な石ダイス・鉄ダイスがそんなに落ちてこないと言うこと。
通常1コしか盤面に置けないジャンボダイスを2コ置けるのも、消しにくい5・6のダイスならともかく1~4のダイスは別に苦労しないどころか、大量連鎖の種になり逆においしいまであるので、こちらもそこまで厄介度は高くありません。
まぁ腐っても裏ボスなのでフタゴよりは強いということで5位。
4位
第8夜 サラーム クソポイント:純粋に強い
上の方にいますが、別にクソキャラでは無い…気がする。純粋にポテンシャルの高さで上位に来た女傑。
ラストを飾る第9夜の前座というポジションのためかAIが強く、盤面処理能力が高いです。その上で放ってくるのが裏エンプティも使う炎のダイス。表サラームの炎=裏エンプティの炎、くらいの量を降らせてくるため、思わぬ事故が起きがち。炎ダイスに上から踏まれて拘束⇒その間に上から炎ダイスが置かれて追加で拘束…のコンボは普通に死ねる。
第9夜を前に温存しておきたいストックを1,2人持って行かれ、涙を飲んでリセットした日は数知れず…という配置も嫌らしい。そんな彼女は裏モードになるとさらに炎ダイスを増量してきます。クソでは無いけどできれば二度と戦いたくは無いタイプのキャラ。
3位
第9夜 ムーマ クソポイント:ちょっと強すぎる
もう二度と戦いたくない無法の強さを持つラスボス。裏モードのサラームの次にブラックが出てきて、「やった!ムーマと戦わなくていいんだ!」と筆者を喜ばせたのち、スーパームーマと名乗って真裏ボスとして降臨し、筆者を泣かせた。
そんな彼(実は彼女では無いのだ!)の強さの根源が、スーパーホアン並に大量に降ってくる鉄ダイスと、それと連結する磁石ダイス。鉄ダイスは先に触れたとおり上から潰されたら即死、しかも動かせない。磁石ダイスは即死こそしないものの、「鉄ダイスと触れるとくっつき、動かせなくなる」という特性を持ちます。
即死の恐怖に怯えて逃げ回っていると、ガッチャン!ガッチャン!という轟音と共に盤面半分ほど鉄と磁石で固められ、勝ち目も逃げ場も奪われていく恐怖はちょっと筆舌に尽くしがたい。
裏モードは確か単純な鉄ダイスの増量だったと思います。辛すぎて脳が覚えることを拒否したのか、どう勝ったか何も覚えていません。
文句なしの最強キャラなのですが、純粋な強さのみで君臨しており、不快要素は無いため3位にランクイン。
2位
第5夜 マッチョス クソポイント:即死+煽り
死ねカス。
第5夜とちょうど折り返し地点担当にして、最悪の門番。
何がいけないっていうと特殊ダイスが即死効果付きの石ダイスなところ。石ダイスは乗っているときはゆっくりとなら動かせるという鉄ダイスの劣化版…ではあるものの、押し・持ち上げができないため2段目に乗った場合は実質鉄ダイスと同義。当然降らせて良い物ではない。
なのでうっかり即死が多発し、9夜やる気で挑んだのにどう考えてもムーマまでのストックが足りず、撤退する日を何度も作り出した邪悪。
そしてさらにいけないのが、無自覚系煽りカスなところ。プレイヤーを事故で圧死させては爽やか気取りの声で「元気を出すんだぁ!」と煽り立ててくる不快感は本当にクソ。
負かすと「また会おう!」と声を掛けてくる。誰が会うかバカ。と思うのにブラックに会いスタッフロールを拝むためには9回も戦わないといけない。本当に死んでくれ。
裏モードになるとシンプルに石ダイスを増量してくる。クソ。
1位
第7夜 エンゼル クソポイント:不正
この記事を書いた理由。
通称鬼畜天使。もっと酷く言ってもいいと思う。ホワイトうんこ。エンカス。キュウべぇ♀。萌えないゴミ。白いの。
何がここまで筆者を滾らせるのか。こいつのクソポイントはシンプルにして最も邪悪、システム上あり得てはいけない不正、つまりチートを堂々と使ってくるのである。
幸いYouTubeでアップされている動画に不正の証拠があったので、こちらを見ていただきたい。
それ!ソレ!ホォン!ソレ!ミツミツミツミツミツ!ミッツ!!
勘のいい人なら冒頭からなんとなく分かるのだが、この動画の1:10あたりからハッキリと犯行現場が映っている。初見だと意味不明な挙動をしているので、先にズバリ何を起こしているか伝えたい。なんと任意のダイスを無から生成しありえない違法連鎖を引き起こしているのである。
他ゲーで例えるなら、ぷよぷよであかぷよを空中から無限発生させて連鎖しているようなモノである。こんなことが許されていいはずが無い!
その結果、違法連鎖前はこの数が予約(次に落ちてくる数が表示)されているのですが、

違法連鎖後はこう。MAXまで予約されています。

以上を踏まえて改めて見てみると、開幕からものの数秒で6のダイスを無から生成し、連鎖開始しているのが確認出来ると思います。いやほんとこれ、パズルゲームの根幹を破壊してるけど、いいの?勿論!!ダメですよ!!!
一応、違法連鎖チートを使ってくるのは何らかの条件ありのようで、常時使ってきはしないのでギリギリゲームとして成立しています。どうも動画とプレイ経験から判断すると、「重ねチェイン状態」かつ「目が2か3」の時にこのチートに手を出す様子。
そして、AI自体は自分の出す特殊ダイスである「氷のダイス」を返されると処理にもたつくなど、結構ポンコツなのも一応勝てるキャラになっている原因のようです。というかこんな邪悪極まりない挙動を普通のAIで使われてたら勝てませんわ。
という訳でゲーム性を根幹から破壊するクソ外道ぶりから、堂々のクソキャラ第1位。
4.結び
この記事を書くに辺り、XiJumboの画像を探したのですが、もう見つかりませんでした。プレイ動画が現存していて助かりました。
時代の流れで消えていく前に、エンゼルというクソキャラを断罪できて良かったです。皆さんも思い出は語って残していきましょう。



























