アローラ!初投稿です。
今回はシーズン4(2020年3月)で使用した構築の紹介です。
マスターボール級到達、最高順位7248位と・・・まぁブログ記事に起こすには及第点な戦績かなということで筆を執りました。
今回の目玉はなんと言ってもキョダイマックスストリンダー!
カードの方のトップも務めたこのイケてるポケモン、ダブルバトルでの活躍ぶりは果たしていかほどだったのか!?をぜひご一読ください。
とりあえず構築の中身をば公開。
1.構築経緯
twitterのフォロワーさんにいろちがい確定レイドバトルに参加できる機会を与えていただき、手に入れたキョダイマックス可能いろちがいストリンダー。
せっかくいただけたし、キョダイマックスがメチャクチャかっこいい!ということで、キョダイマックスストリンダーを中心に据えた構築を組むことに。
ストリンダーのキョダイマックス技「キョダイカンデン」は、当たった相手とその隣を、毒or麻痺にする(ただしタイプ耐性は受ける=電気タイプは麻痺にならず、毒タイプ・鋼タイプは毒にならない)というもの。
つまり状態異常を手広く撒けるということなので、そこを活かすべく「たたりめ(状態異常の相手には威力130)」を使うことに。
たたりめが使えて汎用性のあるポケモンで絞ると、ガラルにはシャンデラとドラパルトが該当します。2体を比べ、シャンデラだと地面の一貫が出来て周りの負担が増すのがきついかなと思い、ドラパルトをチョイス。
この2体だとトリパに抗いようがないので、色々案を探っていたところ、韓国最強のプレイヤーのセジュンさんが使っていた”ダイアーク搭載保険ジュラルドン”に非常に感銘を受け、ジュラルドンを採用。
という点がパッと見えたため、①②を克服しつつジュラルドンの保険起動役もこなせる地震持ちギャラドスと、S操作役をこなし②③を克服できるエルフーンを採用。
これでもまだドリュウズの地面+鋼+岩の範囲が激重なので、恵まれた耐性と「ボディプレス」でワンパンを狙える補完枠として鉢巻アーマーガアを採用。
以上で6枠が埋まって完成となりました。
2.編成
●ストリンダー
特性:パンクロック
持ち物:命の玉
技:オーバードライブ/ほっぺすりすり/ヘドロばくだん/守る
性格:ひかえめ
努力値:H166、C252、S132
どう計算しても火力語りないので火力全振り。一方耐性は優秀なので、Sを1段階上昇(=ダイジェットのサポートを受けた)状態で最速インテレオン抜きまでに押さえ、残りを耐久に振りました。
持ち物は最初のどスプレーで、途中で耐久を補強すべくオボンのみに換え、最終的には
・特化してもなお火力不足
・かといってのどスプレーだと火力補強に1ターンラグが出てしまう
・手助け+キョダイカンデンでH252振りキョダイマックスラプラスを乱数一発
の3つの評価点から命の玉を持つことになりました。た、耐久に振った意味ーーーーー!!
性能面を語ると・・・まぁ悪くは・・・なかったです。
麻痺らせて勝ちを拾った試合は結構あったし毒のおかげで勝った試合もありました。
ただ「相手のタイプによってはキョダイカンデンのメリットが全く受けられない」「麻痺でなく毒を引いたときのアドバンテージ差があまりにも大きい」という2つのギャンブル性と、環境上位層にドサイドン、ドリュウズ等でんき+どく(+ばくおんぱを採用しても)の範囲ではあまりにどうしようもない地面タイプが居座っている逆風さで、活躍の場が正直かなり限られていて終始動かしにくさを抱えながら戦った感は否めませんでした・・・。
むしろダイマックスせず、相方のドラパルトにエレキフィールドを貼ってもらって、フィールド効果×特性効果で強化されるオーバードライブを撃っている方が相手にかける負荷が大きかったので、キョダイマックスに固執したのは間違いだったかもしれません。悲しすぎる。
●ドラパルト
特性:すりぬけ
持ち物:こだわりメガネ
性格:臆病
努力値:CS252
二龍が壱号。
シーズン3で使った個体を、キョダイラプラスの壁貼りに対抗できるよう特性をすりぬけに変更しました。
ストリンダーにダイマックスを切ってから、たたりめで相手を殲滅していく予定のため、最大火力の出るこだわりメガネを持たせました。
Q.「メガネたたりめの殲滅力はいかがでしたか???」
A.「ストリンダーにダイマックス権渡せなくてメガネシャドーボールで殴ってました・・・強かったですはい・・・」
しかも自分がダイマックスする機会も多く、そうするとメガネの火力補強がなくなってしまうためなんともしょっぱい運用が多かった印象。
●ジュラルドン
特性:すじがねいり
持ち物:弱点保険
技:りゅうせいぐん/ラスターカノン/悪の波動/守る
性格:ひかえめ
努力値:H116、C156、S236
S最速バタフリー抜き、C最大効率の11n、あまりH
二龍が弐号。
トリルを貼られる前に止められる希有な駒として採用。
セジュンさんの解説を読んでもらう方が絶対にいいのですが一応解説しておくと、
ダイマックスして味方のギャラドスに地震を打ち込んでもらうことで保険起動⇒C2段階上昇+特性により最メジャートリル補助技のこのゆびとまれを無視してダイスチルorダイアークをトリル起動役にぶち込む
という豪快なコンボでトリックルームを許さないというもの。
自分ももちろんジュラルドンには目をつけていたのですが、特防の低さを補うとつげきチョッキしか頭になく、保険を持たせるのは完全に思考外でした。
世界のトッププレイヤーに学ぶところは本当に大きい。
●エルフーン
特性:いたずらごころ
持ち物:きあいの襷
性格:臆病
努力値:CS252
「耐性を埋め」「ストリンダーの行動補助が出来」「相手のドラパルトと地面タイプに打点を持てる」という過重な任務を完璧にこなすすごいポケモン。
打点技2つとアイデンティティの追い風は確定として、最後の1枠は先述のジュラルドンのコンボで始動を止められない猫だまし+トリックルームへの対策として、てだすけを採用。
エルフーンを前にした人類は100%猫だましをエルフーンに撃ってくるので、それを無駄にして不意の高火力を押しつけられる技が弱いわけはなく、非常に重宝しました
●ギャラドス
特性:いかく
持ち物:突撃チョッキ
性格:ようき
努力値:H100、A148、B4、D4、S252
たきのぼりで185-81(H0、B4振り)ドリュウズ確定1発
ダイマックス後、
A204(補正252振り)バンギラスのダイロック(威力130)確定耐え
C172(補正252振り)ロトムのメガネ10万ボルト確定耐え
最速
相性補完と特性:いかくによる対バンドリ性能、そしてジュラルドンの保険起動役とこれまた過重な役割を課されたポケモン。
全部きっちりこなしてくれたので文句なし!
努力値配分についてはこちら↓を丸々コピらせていただきました。世界のトッププレイヤーってやっぱすごいですよね。本当に学ぶことは多い。
https://pamela-emuritto.hatenablog.com/entry/2019/12/08/210308
●アーマーガア
特性:ミラーアーマー
持ち物:こだわりハチマキ
性格:わんぱく
努力値:H12、A126、B236、D4,S132
ブレイブバードで207-115(H252振り)ダイマックスローブシン確定2発
ボディプレスで185-81(H0、B4振り)ドリュウズ確定1発
ダイジェット1回で最速ドリュウズ抜き
今回のダイ反省枠。
「タイプ相性とボディプレスでバンドリをメタる」という役割のため期待したのですが
ドリュウズだ!⇒ダイマで落とせないしダイロック連打で突破された・・・
バンギラスだ!⇒ダイマで落とせないし保険ダイアークで突破された・・・
とそもそもメタれてない。
そしてボディプレスの火力を伸ばすためB方面に能力値を割いたせいでAがA特化オンバーンよりやや低いくらいにへなちょこすぎ、せっかく環境的に有効打となるブレバとアイへを全然活かすことが出来ませんでした。
さらにダイマックスするとハチマキの恩恵すらなくなるのでさらにへなちょこに。ダイジェト撃っててもしょっぱすぎて話にならないのでS調整は正直全くムダで、Sをガッツリ削ってAに回した方が絶対に良かったです。
一応フォローすると、特性:ミラーアーマーでいかくが効かない物理アタッカーという点は攻め役としては想定以上に好感触だったので、アタッカー運用は十分許容圏内ではあります。
ラスト1枠に申し訳程度のメタ性能を期待してちょうはつを入れましたが、1度も使いませんでした。
3.選出
●基本選出
(先発)+(控え)
追い風からの上からキョダイカンデンで場を荒らし、耐性と打点の安定した控え2体で〆ていく選出。
ストリンダーはダイアシッドを撃ってもたいした火力は見込めないので、キョダイカンデン撒きを最優先事項とし、落とすのは周りに任せるようにするとスムーズに運べます。
●対トリル
(1)対イエッサンブリムオン
(先発)+(控え)or
地震+ジュラルドンダイマックスでブリムオンを落としてトリルを貼らせず、優位を取る。
後続は大抵コータスかドサイドン、あるいはその両方なので、どちらにも有効打点があるギャラドスを大事にすれば上から殴りまくって勝てます。正直一番イージー。
(2)トリル起動役ゴーストタイプやエスパータイプ
(先発)+(控え)or
ジュラルドンが撃つ技がダイアークに変わるだけでやることは(1)と同じ。
サマヨールすら落とす火力なのでまず成功します。
(3)トリル起動役+バタフリー
(先発)+(控え)
この選出はバタフリーがほぼ眠り粉から入ってくるので、ドラパルトがダイマックスしてダイサンダーを撃ちエレキフィールド貼りで眠り無効にし、ストリンダーで削りを入れます。
削りはできるもののこの選出ではトリックルーム貼り自体は阻止できないため、ギャラドスとアーマーガアで受け回して4ターン耐えるムーヴを狙うしかありません。
●対バンドリ
(先発)+(控え)
先発2体でそれなりにごまかすしかない。メタっているのに正直一番つらい。
●対雨
(先発)+(控え)
水耐性が4体もいるのでかなり楽なマッチングです。ペリッパーの追い風に合わせてエルフーンが追い風して極度に上を取られることさえ意識すればまず負けないでしょう。
4.終わりに
実は相性補完が不十分で、こおりとゴーストが一貫しています。
つまりドラパルトはキョダイカンデンで麻痺してこちらのドラパルトが上をとれるよう祈るしかないし、キョダイラプラスに至っては横に避雷針+ねこだまし持ちが増え、攻め潰しも受けも成立しないため蹂躙されるしかありません。
ストリンダーをキョダイマックス!!という推しを活躍させたい欲求が強すぎたあまり、構築を甘えてしまった典型的な例となってしまいました。
推しつつ甘えない、次の構築の目標が出来たのでまぁ、一つ成長できたからいいでしょう。()
締まらないラストですが、これにて以上です。