再投稿です。
以前に書いたこれの、更なるアップデート版になります。
入念な一人回し、および若干の対人戦の機会を得てのアップデートなので、前より向上を実感できる仕上りになっています。
是非参考に見ていってください。
1.構築
まずはデッキの中身から見ていきましょう。
前回はガチャログさんにお世話になったのですが、残念ながらサ終してしまわれたのでバトスピ公式のマイデッキ機能をお借りしました。
リンク形式になっているので、ぱっと見しやすいようテキストでの紹介も添えておきます。
ー スピリット 26-
1 ≪仮面ライダークウガ アルティメットフォーム≫
3 ≪仮面ライダークウガ アルティメットフォーム[2]≫
3 ≪ゴウラム≫
3 ≪仮面ライダークウガ マイティフォーム[3]≫
3 ≪仮面ライダーゼロワン フライングファルコン≫
2 ≪仮面ライダークウガ ペガサスフォーム≫
3 ≪仮面ライダークウガ タイタンフォーム[2]≫
ー ネクサス 9ー
3 ≪変身!仮面ライダークウガ≫
2 ≪変身!仮面ライダージオウ≫
1 ≪灼熱の谷≫
3 ≪九郎ヶ丘遺跡≫
ー マジック 5ー
2 ≪キングスコマンド≫
3 ≪白晶防壁≫
2.コンセプト
前回のver1.01構築では≪仮面ライダークウガ アルティメットフォーム[2]≫でのライフカットを主軸にしつつ、連続チェンジを2の矢として用意するというコンセプトでした。
今回のver2.0構築では、その2の矢プランを放棄。≪仮面ライダークウガ アルティメットフォーム[2]≫に乗ることだけを目的として動くよう構築しました。
サーチャーとドロソで煌臨元の6cフォームとアルティメットフォームを掻き集め、早い段階から乗って〆にかかる。返されたら≪ゴウラム≫でアルティメットフォームを再び押しつけて圧をかけ続ける。
下振れたら防御札で必要札が揃うまでお茶を濁す。
「高火力且つ出しやすい」、≪仮面ライダークウガ アルティメットフォーム[2]≫の特徴に特化することに今回のverは活路を見出しました。
3.各カード解説
※クウガの各フォーム名が長いため、カード名は赤字表記にしています。
アルティメットフォームとゴウラム
コンセプトのアルティメットフォーム[2]は当然3投として、さらに1枚アルティメットフォームを採用しました。
召喚条件がある上に通常の煌臨なのでアルティメットフォーム[2]に比べ取り回しやすさは見劣りしますが、ダブルシンボルの全焼却持ちは十分エース運用に耐えるだろうと判断しました。
最初はとにかくアルティメットフォームの火力を押しつけるコンセプトに忠実に2枚採用していましたが、どうしても場面を選んでしまうこと、ゴウラムでリカバーが効くことから1枚のみに減らしました。
逆にゴウラムは強気の3投。
まずコンセプトに沿っていった結果、アルティメットフォーム[2]を除去で返されようと再度押しつけ直せばいいという発想に至り採用をver.1.01の1枚→2枚に増量。
そこから回していった結果、場面にあったパーツを拾え、且つ2c1軽減と非常に軽い故の柔軟性が思ったより有効だったので、思い切って3枚採用しました。
3c組
マイティフォーム[3]は幅広いサーチャー能力に加えてバウンス耐性持ち、ゼロワンは赤軽減の取れるコア確保役とそれぞれ強力な能力持ちであり、3枚採用は動かしませんでした。
前回との大きな変更点は、2つ目のサーチャーラインにver1.01だと仮面ライダージオウ ビルドアーマーを採用していたところを、すべてグローイングフォームに入れ替えたところです。
ver1.01で述べたジオウ ビルドアーマーの長所は以下の通り。
①スピリットのクウガだけでなく、創界神の変身クウガも握れる。(サーチ対象が”系統:仮面を持つカード”のため(二度見するまでそのことに気づきませんでした))
②低cチェンジのため詰め段階のアタックリソースとなる
まず連続チェンジを狙うのをやめたので、②は自然消滅しました。となるとあとは①変身クウガをサーチしにいけるという点が長所になります。
正直かなり悩みました。変身クウガはアルティメットフォーム[2]の早出しのキーになるため、早期に握っておきたいカードです。
ですがしばらく回していくうちに、それを上回るデメリットを見つけてしまいました。それは、”2コスト払って動くのに盤面のシンボル数が変動しない”ことです。
目指す挙動が3c召喚→6cにチェンジ→3コア乗ってLv2になったアルティメットフォーム煌臨である以上、召喚・チェンジ・維持とそれなりのコア数が必要になります。それには、盤面にシンボルがある程度揃っていて軽減が最大限取れる状況が要求されます。
コアを増やす手段がゼロワン フライングファルコンと神煌臨しかない【クウガ】では正直カツカツな要求です。この途中でジオウ ビルドアーマーを撃ってしまうと、カツカツが無理の域までいってキルターンが遅れてしまいます。
そのため、ver2.0ではサーチした後もシンボルが残るグローイングフォームに全入れ替えすべき、という結論に達しました。
ペガサスフォームと6c組
ver1.01と同様にペガサスフォーム/ライジングペガサスは2-3と多め採用。最大軽減1cペガサス→効果で最大軽減1cライジングで合計10000まで焼きながら6cクウガを用意→アルティメットフォーム[2]神煌臨の流れはやはり強い。
それでもペガサスフォーム自体のチェンジ能力がパフォーマンスが悪く、3枚は過剰だったので、ver1.01から1枚減らしました。
唯一のコアシュート能力持ちで、除去に幅を持たせられるタイタンフォーム[2]も特に追加で語ることは無し。
そして枚数を減らしたライジングマイティ[2]。単純に2枚以上来ると持て余すこと、チェンジで使い回せることから2枚で十分でした。
ネクサス
変身クウガは軽量な上に除去されにくい足場性能と、あって損しない効果持ち。無論3枚です。
これだけだと下振れた時に神煌臨が出来ず、アルティメットフォーム[2]の強みを減じてしまうので、追加でタイタンフォーム[2]を使うときに欲しい紫シンボルに化けられる創界神ネクサスとして、変身ジオウも採用しました。マイティフォーム[3]で拾えることと、転神でアタッカーになれることは忘れないでおきましょう。
3枚は多いが1枚では引かない、こういうカードは2枚投入が筋だと考えています。
あとのネクサスはドローソース。灼熱の谷は安定択として、素直にドロソとして使える百識の谷ではなく2コア要求する九郎ヶ丘遺跡を採用したのは、Lv1・2の破壊耐性を買ったのが理由です。
小型が生き延びて軽減シンボルを供給するだけでも十分価値はありますが、特に絶対場に残ってほしくないアルティメットフォーム[2]が破壊できない状況は筆舌に尽くしがたいモノ。ついでにマイティフォーム[3]がLv2でいればバウンスすら効かない。相手にかける圧が明らかに跳ね上がります。
ただ昨今のネクサス除去豊富な情勢を考えると、疑似破壊耐性がありシンボル追加で火力底上げになる、赤の世界でもいいと思います。
マジック
【クウガ】は自ターン中ならアルティメットフォーム[2]で盤面を自由に砕ける一方、相手ターン中に「BP10000を超えていて、且つコア3個以上」のスピリットを除去する手段がありません。なので、マジックはとにかく防御性能が高いものを選びました。
白晶防壁は元々入っていましたが、今回新たにキングスコマンドを採用しました。防御性能も勿論ですが、バースト効果で手札補給が出来る点もコンセプトにぴったり。
結び
以上でデッキ紹介を終わろうと思います。
対戦相手に「クウガも結構やばいことしてくる」と褒めてもらえたこともあり、個人的には仕上がったかなという感じです。
バージョンアップ記事と言うこともありやや短い記事となりましたが、ここまでご拝読いただき、ありがとうございました。